matsuzawa-itの日記

人材派遣でIT系の仕事についている50目前のおじさんのブログです。仕事に追われ、趣味は釣りとロードバイクに乗ることと野菜を育てること。週1回の更新することを目標にボチボチがんばって生息しています。正社員という人並みの身分になれる日は来るのか( ´∀` )

Windows7のサポート切れと組み込みデバイス

Windows7のサポートが切れました。これからはセキュリティアップデートも配信されなくなりますから自己責任での利用となります。

blogs.windows.com

 

ネットワークから完全に切り離された場所で動作しているパソコンであれば問題はないのですが、ネットワークから切り離されているという環境が、はたしてどれだけあるのでしょうか?

 

自分、Windows98のサポートをいまだにお願いされます。Win98パソコンはカッティングプロッターと接続されており、機械が壊れないからいまだに継続して利用されています。パソコン本体はさすがに壊れてしまったのでWindows10パソコンにVMWARE経由でWin98を起動し、必要に応じて利用しております。WIN98上のソフトはESPファイルのインポートが可能ですから、Windows10などの他のPCで作成したデータをESPに変換し、インポートして出力しますからプロッタ出力だけなら全く問題ありません。

 

このような使い方をしていてもVMWAREを起動させるホストPCはネットワークに接続されてますから、完全に切り離されているという環境ではありません。さすがに98をクラックする技術も失われつつあるでしょうから、安全度は高いと思いますし、ホストPCとデータやり取りするだけなのでネットワークデバイスは向こうに設定しています。

 

このように昔投資した機器が必要な精度で利用できるので、壊れるまで利用したいという欲求も当然あります。だからこそWindows7のサポート切れに関して、どのようにリスクを説明するか?技術者一人一人が考える課題でもあります。Windows98のようにネットワークから切り離しができれば簡単なのですが、つい先日までネットワークに接続できたPCを、突然ネットワークから切り離せと言われても難しいものがありますね。

 

また、スマートフォンにもサポートがあり、Android6系までの古い機器はサポートが終了しております。これらの機器についても一考の余地があります。スマートフォンには友達や会社担当者の氏名および電話番号やメールアドレスが入っております。フューチャーホンのように、ウィルスからは絶対に取り出しできないような仕組みが導入されているわけではなく、逆にアプリケーションから簡単に個人情報へアクセスができます。(そのために、アクセスする情報の許可をアプリケーションごとに決めることができます)

 

アプリケーションは公式サイト(google play/appleストア)からダウンロードして使うのが一般的ですがマルウェアという危ない動作を行うアプリがないわけではありません。(たまにニュースになってます)また、データを集めて第三者にうる企業もあるわけです。

 

ブラウザもアップデートされないのでブラウザ経由で攻撃をうけて情報漏えいしたり踏み台にされる可能性もあるわけです。

 

このようにネットワークに繋がる機器が増えた結果、セキュリティ対策がますます十ようになってきてます。

 

これらは個人で気を付けることが可能な範囲の機器ですが、インターネットで使われているIoT機器はどうでしょうか?出荷されたらアップデートはなかなかできません。

 

このようにインターネット接続が手軽になり生活に浸透したからこそ、あらたに発生した脅威も多くあります。

 

どのような対策を行うべきか、技術者一人一人が考え、有効な手段は実践していく必要があります。パソコンやスマートフォンは、セキュリティパッチが提供されるバージョンを利用して最新のセキュリティに対応できている機器を使いたいものです。