matsuzawa-itの日記

人材派遣でIT系の仕事についている50目前のおじさんのブログです。仕事に追われ、趣味は釣りとロードバイクに乗ることと野菜を育てること。週1回の更新することを目標にボチボチがんばって生息しています。正社員という人並みの身分になれる日は来るのか( ´∀` )

中国のグレートファイアウォールにみる情報統制と黒いうわさ

中国の情報統制

自分にとって、中国は怖い所というイメージがあります。それは下記のニュースなどでしっかりと情報統制を行っていると考えるからです。

japan.zdnet.com

自分たちの個人情報、例えば住所、氏名、電話番号やメールアドレスなどはsslという技術で守られています。こちらの技術も少しづつですが、改善、改良、進化しており最新バージョンであるTLS1.3では、パケットキャプチャで通信自体をのぞき見してもドメインの推測そのものが難しいです。ドメインの推測が難しいという事は、接続相手がまったくわからなくなります。

 

よって中国政府がおこなった手段は・・・

遮断!遮断!!遮断!!!

 

 これ以外にも、アメリカのサービスが利用できません。例えば

Google(WEB検索以外もダメ)

YouTube

twitter

・LINE

instagram

Facebook

などなど。普通に日本で利用できるアプリが全く利用できません。VPNを利用して接続する方法もありますが、結構難しい。個人でVPNゲートウェイを用意していってもIPアドレスは国ごとに割り当てられており、いざとなったら国ごとブロック、なんて荒業まで使えるでしょう。

 

中国の人とやり取りするには、中国国内のサービスを利用するしかありません。よって個人情報や会社の機密データ は丸見えでしょうね。Eメールはデータやり取りが暗号化されない場合も多いですから(TLSなどで暗号化もされますが、未対応のサーバも多いです)中国とやり取りする場合、まず情報をどのように安全に送受信できるか?を解決する必要があります。起業用にVPNサービスが提供されておりますが、どこまで安全が保障されるのか・・・と思わずにはいられません。

 

ですので、ファイル自体を暗号化して、特定の手段でしか回答できない仕組みの導入を自分なら考えます。(ZIPパスワードはナンセンスなのでNGです)

 

 

 

そんなところに、下記のようなブログまでアップされるし・・・・

【拡散】"臓器狩り"に関わったとされるCHINA人医師のリスト(ネット初公開)【酷いと思った人はシェア】 | 小坪しんやのHP〜行橋市議会議員

 

それ以外にも色々とありすぎて(例えば尖閣諸島の領海侵犯とか接続水域へのちょっかいとか)、もうなんだという感じですね。

 

こわいのは、中国国内に住んでいらっしゃる一般の人はグレートファイアウォールで情報統制されているので何も知らない、もしくは故意に色がついた情報のみが流されて字正しい分析に必要な、正しいデータが取得できていないことです。

 

だからTikTokなどのアプリで個人情報を取得していたとしても(情報の取得は事実でしたし、出荷時の時点でスマホマルウェアが感染していたり、古い話だとパソコンにプレインストールされているアプリの中に無断で情報を取得していた事もありました)、個人的にはいまさら・・・という感じです。

 

防衛情報などの機密情報は守る必要がありますが、事実をありのままに報道してほしいし、報道できる国であってほしいです。まちがってもグレートファイアウォールなんて導入されてほしくありませんね。

 

国vs国でお付き合いするなら、国どうして締結した条約は最低限守ってほしいです。