RAPはユーザ補助ツールです。
今日何気なしにネットを見てたら、こんな記事を見つけました。
幻滅期に本当に入っているの?
使い方間違ってない??
という啓蒙記事名のように読めました。特に「人を削減したり、ダウンサイジングしたりするものではない。人員削減だけを目指すことに、社員は協力するだろうか」の部分は海外の記事らしいなぁと感じます。
日本の文化は、良くも悪くも協調性が大事で、独創的な思考や行動は排除されやすく感じます。ですが、協調性が大事にされる文化はRAP導入にはプラスになる思います。RAPはユーザ補助ツールですから
・繰り返し処理が大変で疲れる
・入金消込などの数字を追っかけるのが大変
・FAXやメールでの注文から販売管理システムへ自動的に売り上げデータを入力してほしい(汚い字を除く)
・先方様式の受注/発注/請求業務をRAPで転記したい
などの、ストレスがかかり、ミスが許されない、人間の集中力を試される業務にこそRAPを導入する必要があると思います。
このようなユーザ補助ツールは、毎日少しづつ改善が必要になります。改善するためにはシステムエンジニアの努力も必要になります。通常業務の間に対応することになるでしょうから、まずは小規模に対応せざる得ないはずです。ですが、自分の経験からいうと小さな範囲で、スピーディーに、でもこつこつと継続してロボットのシナリオやエラー処理を書いていくのが一番の近道だと考えます。
でも、データ入力に必要になるIDやPASSは平文で保存したりしてはダメですよ。ドキュメントも大事です。めんどくさがらずに作りましょう。
ユーザ補助ですから、自分たちが楽になるように、人間でないと判断できない本当の仕事に注力できるように利用できればよいですね。