Eximのセキュリティホールと情報システム室業務③
今日は実際にパッチ適応作業を行う時に、必ずやってほしいことを記載します。自分が情報システム室に勤務していた時に、恥ずかしいけどやってました。それは
です。指さし確認の効果はいろいろなところで紹介されており、建設現場や医療現場、電車運行など色々な場所で見ることが出来ます。効果については下記URLが分かりやすいです。
上記URLに明かれている通り、「指をさしてしっかり確認」「確認OK」と声を出す、ということを特に注意して行ってました。自分がコマンドを実行する作業者であっても、実行前(Enterキーを押下する前)には「確認OK」と指さし確認を行って実行しています。
指さし確認を行うとわかるのですが、どのサーバ(システム)なのか標準状態ではわかりにくいので「壁紙にサーバ名を記載する」とか「ターミナルの色を変える」など、確認しやすくする工夫が生まれます。
その工夫が大事なのです。
指さし確認だからってバカにするのではなく、そこから作業で必要な気付きより、自分なりに業務改善を実施する。この姿勢は、どんな仕事でも通ずることだと考えます。
指差し確認以外にも、
・チェックシートを作成する
・二人で作業してクロスチェックを実施する
ことも重要です。システム変更時には、開発中のサーバでない限り必ずチェッシートを作成するとおもいます。作成していない日とは必ず作成してください。また変更作業は一人ではなく二人で、実行する人とチェック人を決てください。
大きなシステムでは作業チェックシートのレビューがあり、レビュー時に「気を付けるポイント」「切り戻し作業を実施するための判断基準の明確化」などを精査します。
このように、安全に気を付けて作業する必要があります。それでも事故が起こる事があります。