matsuzawa-itの日記

人材派遣でIT系の仕事についている50目前のおじさんのブログです。仕事に追われ、趣味は釣りとロードバイクに乗ることと野菜を育てること。週1回の更新することを目標にボチボチがんばって生息しています。正社員という人並みの身分になれる日は来るのか( ´∀` )

台風19号で考えたこと-ITインフラで出来る事は?①

2019年10月に発生した台風19号による被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、 一日も早い復旧をお祈りいたします。

 

自分が台風19号で考えたこと。自分も現職はIT技術者でサーバ設計および構築、メンテナンスなどを行ってます。そこで台風19号が襲来し、考えたことを記載したいと思います。

 

台風19号の被害は甚大で、10月16日現在でも今だ全容が把握できていないようです。

洪水による被害の前後が分かりやすかったのでBBCニュースのリンクを紹介します

www.bbc.com

 

近年発生した災害を考えると「日本の何処にも安全な場所はないなぁ」と考えます。日本は「台風」「地震」「洪水」「津波」などの自然災害大国であることを痛感します。だからこそ日本全体で助け合うこと、そのためには地方再生が必須。首都圏で災害が発生しても地方から首都圏を助けることが出来る事、その逆もしかり。自然災害に対し、国民が「互いに助け合う」ことが重要です。

 

www3.nhk.or.jp

 

募金なども重要でしょう。ですがIT技術者として何が出来るか?を考えてしまいます。

今回の台風で役に立った技術として、ライブカメラは役に立ったと思います。

 

また気象予報もすごい役に立ちましたね。気象衛星ひまわりは日本が誇る、世界に貢献している技術だと思いました。GPSと連動した、携帯電話を利用したエリアメールも良かったと思います。自分は避難勧告がでた地域にいましたが、エリアメールで韓国が出たこと、避難するかどうかを考え、タブレットからアメダス情報などを呼び出して避難すべきか考えました。

 

ただ、タブレットを使った情報取得も・・・

・電池が切れればただの板切れ

・携帯電話会社の電波がなくなれば、同じくただの板切れに

 

であり、取得した情報も

・現在の情報は簡単に取得できるが、過去からの累積情報や、このまま雨が降りつ続いた場合の未来予測が不完全

・ダムの緊急放水情報、日産スタジアムの1階部分(多目的広場件、貯水地)が陥没した情報(これは緊急時の正常オペレーションで洪水対策です)が取得できなかった

・近所の川の水位情報(ライブカメラである程度補完できましたが・・・)

・現在の風速の情報が探せなかった

・土に沁み込んだ雨で予測される、地滑り予測情報がない

 ・xxx世帯、停電したという情報はあれど、停電している地域がわからない

など、実際避難しようかどうかを考える場合にほしい情報が取得できないか取得しにくかったです。

 

ただ防犯カメラから派生したライブカメラについては「ここまで来たかぁ~」と感慨深くなりました。自分、Windows98の時代から韓国製のDVRを売る会社でお手伝いしていたので、ちょっと嬉しくなりました。30年前までは普通にビデオレコーダに録画していたアナログ式防犯カメラが、Windows98位にHDD搭載のデジタル録画方式になり、専用のソフトを利用した動画再生からカメラ本体に写真もしくはストリーミング動画配信機能が搭載されました。

 

カメラ本体に写真もしくはストリーミング動画配信機能が搭載され、TCP/IPで通信できるからこそインターネットでライブ映像が公開できるわけです。この技術はドライブレコーダーに転用されてますよね。SDカードにドライブ時の映像を書き込むだけで、DVRと基本的には何も変わらないです。

 

DVRの技術は確実に世の中の役に立っており、創世記を知っており、24時間安定動作を保証するために四苦八苦していた自分は、世の中の役に立って嬉しく思いました。

 

という事は、上であげた不満事項も何とかならないか?と考えてしまうわけです。

何か方法はあるのでしょうか?

 

次のブログで、自分が考える未来像を描いてみたいと思います。